痛いのは陣痛だけじゃなかった



 はじめてのマタニティライフは、痛い!という印象だった。
 何が痛かったかというと、まず胎動。 お腹をボッコボコ蹴られ殴られ(もちろんお腹の中からだが)、こんなに痛いものだったのか!とびっくり。
 あと陣痛が痛いのは当たり前だけど、後陣痛(お産の後の子宮収縮の痛み)というのがまた痛かった。 特にわたしの場合、手術をしたので子宮を収縮させる薬を飲んだ為、よけいに痛い痛い。 傷の痛みもあいまって、かなり辛かった。
 しかし、一番痛かったのはなんといってもおっぱいマッサージ。  経験した人にしかわかんないと思うけど、ガンガンに張ってるおっぱいを看護婦が渾身の力で動かし、乳腺をほぐすのだ。 ものすごーーーーーーく痛くて、マッサージなんて生易しいものじゃない!!「清水さん、おっぱい張ってるわねーマッサージしましょうか」なんて言われた日にゃ、震えがくるほど恐かった。 だってマジ痛いんだもーーーん!!
 おまけに息子はおっぱいを吸う力が強くて、乳頭が切れたり血豆のように内出血したりで辛かった。 乳腺炎にならなかったのがせめてもの救いだった。
 陣痛以外にもこんなに痛い思いをするとは....




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