Parformer575 = goodboy.ohba.co.jp

インターネットサーバーとしていまだに現役で頑張ってもらっている575の紹介ページです。技術的な紹介も出来るだけおこなってこれからサーバーを構築しようとする方に参考となるように設定にも踏み込んで紹介したいと思います。

現状、575は以下の様な仕様になっています。

ハードウエア
Apple Performer 575
CPU 680LC40/33
HD 500M (7200/90からひっこぬいたものと換装)
RAM 36M (オンボード4M + 32M)
内蔵イーサネットカード Apple EtherNet CS
外付HD(SCSI2GB)

まあ、どうということのない普通の575ですね(笑)。

主なソフトウエア
KT7.5.5 + MacTCP2.1使用
WebSTAR 1.3.1(J)
NetCloak 2.1.1(J)
Eudora Internet Mail Server 1.3.1 (入手先と解説
NonSequitur (入手先と設定方法
NetPresenz (解説

ちなみにこの構成で完璧?といわれるとちょっと不満があります。
NonSequiturでは現在のところ分割Cではうまく動いてくれないしWindowsマシンにサービス出来ません、引けないドメインも存在します。さすがに商品であるQuickDNSではすべて解決しています。>
詳しい説明

ここでちょっとサーバー用Macのセッティングについて。
Macintoshが一台しか無い場合にはページの更新や作成なども同じマシン上でこなさなければならないため以下のような方法は取れないのですが、サーバー専用に一台割り振れるのであれば以下のようなセッティングをお勧めします。
サーバー専用に使用する場合は処理速度や安定性を高める意味合いからINIT類(機能拡張書類やコントロールパネル)を可能な限り少なくしてしまいましょう。goodboyは以下のような状態になっています。

goodboyの機能拡張フォルダ

goodboyのコントロールパネルフォルダ

もっと厳しく減らすことも出来ますが、たまにちょっとした作業をすることもありますのでこの程度にしてあります。

もうひとつOpenTrancepoteをなぜ使用しないの?と聞かれることが多いのですが、Goodboyではセキュリティの関係でMacTCP2.0.6にMacTCP 2.1patchをかけて使用しています。>詳しい解説

 

サーバーの安定度について
このサーバーは、運用開始から36カ月間、ほぼノートラブルで連続運用出来ています。
Macintoshは不安定なのでサーバーには向かないと言う方がまだまだ多いのですが、上記のように機能拡張類を減らすことによって見違えるほど安定したマシンになります。

一般に言われるMacintoshの不安定さは機能拡張類のコンフリクトがほとんどの要因となっています。純正の機能拡張類なら入れておいても相互コンフリクトや不安定さの原因にならないのでは?と言われることもありますが、実際には純正機能拡張類にも問題を抱えているものがいくつか存在しています。また、処理速度を低下させるものもあります。そういったわけでなるべくスリムなシステムを作成しましょう。もちろんサーバーを起動するための必要な機能拡張類まで抜いてしまわないように。

現在、過負荷を避けるためwww2.ohba.co.jp (Linux)にアクセス数の多いサイト(ノベルステーション)を分割して運用しています。

 

 

 
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